国書刊行会発行の「12か月の本」10月、11月、12月が入荷しました。 「10月」には「縫いぐるみの熊のための書」というタイトルがつけられた短編小説、フランスの作家アンドレ・マルローの作品が収録されています。とある音楽家がト音記号の姿をした巨大な蛇退治の任務を任される、展開の速い小話です。ラディカルで軽やかで風変り、不確かな感覚を伴う読み心地…。アンソロジーならではの発見・出会いをたのしめます。目次を開くだけでも秋の読書欲が増幅します…🍂