「KEROUAC」創刊号~vol.4、計4冊が入荷しました。

ゴシック、ロリータ、パンク、サイバー、デコラ……。「自分らしくあること」を主義とする人々が、「ファッション」で繋がり、居場所の1つとして「原宿」があった時代の貴重なマガジン。2017年に休刊となった「KERA!」の前身にあたる雑誌です。

↑ヴィヴィアン・ウエストウッドずくめの2人組。

↑スナップにはロッキンホースを履きこなしている人が多くて素敵です。右の方が提げているようなヴィヴィアンのハラコのバッグは「ゴスロリバイブル」でもよく見かけた記憶があります。憧れでした。2人の背景からは、カラフルで、雑多で、街そのものがステージだった当時の原宿の空気感が伺えます。


↑毛糸やつけ毛を使ったヘアアレンジ、ヘアピンを多用するスタイルがかわいいです。



↑こちらは「ハンドメイド」提案のページ。漫画家矢沢あい氏が考案した、ヴィヴィアンのハンカチを使って、チョーカーとビスチェを作る方法が載っています。(ヘア&メーク担当も矢沢あい氏)型紙付きなので実際に作ってみたくなります。ハンドメイド提案のほか、「手作ラー」と呼ばれていた、DIY精神に満ちたファッショニスタが多く登場するのも「KEROUAC」の魅力。

↑こちらはMIHO MATSUDAのデザイナー・松田美穂さん。「お部屋にいるときだって、小公女の気分でいたいじゃない?」というコピーとともに、つけ襟兼ヘッドドレスとルームシューズの作り方を指南してくれています。

↑vol.3号には部屋紹介のページも。当時の「自分を作る」感覚が部屋にもあらわれています。

↑ スマートフォンのない時代。ラフォーレの向いにGAPがあった時代。雑誌に載っていたこうしたMAPを持って原宿に降り立った記憶のある方もいるのではないでしょうか。コージクガ、プトマヨ、オブスキュアデザイアオブブルジョワジー(O.D.O.B)、文化屋雑貨店…。「聖地」としての原宿の記録です。



2026年の今、メルカリで当時のHYSTEERIC GLAMOUR、Vivienne Westwood、clutch、BA-TSU、オゾンコミュニティあたりの服を探して購入している自分にとってはこの時代のスナップがあまりにもまぶしく、尊いものに思えます。
pinterestを漁って、画像を見つける楽しさもありますが、人々の全身のバランスを見たり、スナップ時の質問(好きな音楽は?よく行くクラブは?)から、その人のライフスタイルを覗けるのは「雑誌」というマテリアルならではの体験だなと感じます。
「KEROUAC」4冊セットで販売中。興味ある方はぜひ店頭でご覧ください。