猥雑かつ魔術的なエロスに満ちたピエール・モリニエの作品

猥雑かつ魔術的なエロスに満ちたピエール・モリニエの作品

ピエール・モリニエの作品集を紹介します。

ピエール・モリニエは20世紀フランスの過激な芸術家。 シュルレアリスムとも関係し、1976年に拳銃自殺によって死去するまで、内面的な欲望を強烈に表現した絵画やセルフポートレートを遺しました。

「ピエール・モリニエ」画集 新刊書籍

「ピエール・モリニエの世界」

アンドレ・ブルトンが解説を執筆、ピエール・ブールジャドが写真を撮影、 生田耕作が訳を手掛けています。

モリニエは拳銃マニアでもあったようです。

アンドレ・ブルトンによるテクストを収録。

 

↓こちらは店頭のみで販売している画集から抜粋。(トップの画像の左から2番目の赤色カバーの画集です)

彼の絵画は黒いストッキングの女性たちが絡み合う万華鏡のよう。70代からは女装とマスクで両性具有となり、自ら撮影した写真を組み合わせるようになります。

これまで画集を中心に紹介しましたが、写真作品が掲載されている作品集も販売しています。

Pierre Molinier: Le Chaman et ses Creatures

→人間の体のパーツをモリニエらしく組み替えたフォトモンタージュの作品がおさめられた作品集。

スキャンダラスな逸話を多く有するモリニエの猥雑かつ魔術的なエロスに満ちた作品に触れるきっかけとして、お役に立てたら幸いです。

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