『FRUiTS』創刊号含む98冊が入荷しました

『FRUiTS』創刊号含む98冊が入荷しました

ストリートスナップ雑誌『FRUiTS』、計98冊が入荷しました。

お客様からも頻繁に「FRUiTSありますか?」と尋ねられ、最近しばらくは入荷していなかったのですが、今回嬉しいことに買い取りに恵まれました。海外での再評価やアーカイブ需要もあり、近年ますます探している方の多い雑誌です。

98冊という、大量のバックナンバー。やっとお披露目することができます。

たくさんの写真とともに中身を紹介していきます。(文:スタッフ篠原)

↓こちらは創刊号

後期の号と比較して、創刊号は質問項目が少ないのですが、通っている美容室は気になるポイントだったようですね。

着用ブランドの回答欄には「もらいもの」「自作」といった回答が目立ちます。「GAP前」と呼ばれていたエリア、写りこんだ背景には多くの人が、地べた、階段に座っている様子が伺えます。コンビニやファストフードの食べ物もファッションアイテムのように、スナップに写りこんでいます。自由な空気、解放区的な原宿。

↓こちらはNO.3 卓矢エンジェルの卓矢氏のインタビューが含まれています。

こちらはNO.14

バックナンバーのなか、特に「いいな!」と思ったのはNO.37。

「原宿ファッションの基本形を学ぼう」という手書きの特集ページが含まれています。「分類や名前をつけるのは良くないと思うけど、分かりやすいようにつけてみたよ。」という言葉。若者たちの個性をラベリングして消費したくないという配慮が感じられる優しい言葉だなと…。

NO.100を過ぎたあたりからは、誌面の雰囲気は変わってきます。読者モデル、人気ショップ店員が多く登場。

NO.137↓ Zipperなどの雑誌のなかロック×スケーター要素をミックスするコーデで人気を集めていたAYAMOさん

↓NO.139 グリコさんもZipperに登場していましたね。ほかの号にもスナップされています。

当時新宿二丁目にあった『CANDY』や『Sister』のバイヤーとして原宿ストリートとクラブカルチャーを繋いだ存在と言えるRERIさんの姿も↓

今回入荷したうち、後期の号にはCANDY、Sister、Dog…。ナイトアウト・クラブカルチャーとの親和性が高かったブランド名が見つかります。

ここからは個人的に「いいな!」と思ったページを載せていきます。

【NO.16】「コージクガ(コウジクガ)」の厚底シューズがとってもかわいいです。

【NO.20】 「alice auaa(アリスアウアア)」のショー会場スナップ。

【NO.31】 最初のページにYOPPY。

以下、号数割愛させていただきます…


解放区としての原宿があり、そこへ表参道や代官山の洗練、高円寺のアヴァンギャルドな古着色・カルチャーが流れて、新宿の夜の気配・熱量が流れ込む。98冊を通してみえてくるのは、そんな多層のグラデーションでした。

理論や正論を先に置かず、説明もしきらず、遊びや違和感の計算を楽しみながら、組み合わせていく。そんな服の着方と身体からにじみ出る彼・彼女たちのライフスタイル。ページをめくるたび「最高…」と手をとめてしまう瞬間が何度もありました。

言語化されない部分に宿る自由や偶然。その面白さを、改めて教えてくれる雑誌だと思います。

今回入荷した全98冊の巻号リストは以下の通りです。

【入荷号数一覧】No.1、No.3〜5356〜60、62〜65、68〜70、73、74、76、77、80102、104、118、126、127135〜151、153〜159

商品ページにすべての号のカバー画像を載せたので、ぜひご覧ください。

商品ページはこちら

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