DAS WERK VON RICHARD MULLER　リチャード・ミュラー　洋書　【林由紀子蔵書票貼り付け】

Adrian Lukas Muller　1921年　画集　ドイツ語　295×225mm　168ページ

リチャード・ミュラーは戦間期のドイツで活動し、リアリズムと幻想の境界線上に居た芸術家です。非常に精緻な描写を極めた一方、画面では女性が二匹の蝙蝠に空中を運ばれたり、石膏像の首に死神が剣を突き付けていたりと、領域横断的で奇妙なイメージを追及していました。布のしわや鱗の質感までを描き込んだ、高解像度の奇想が魅力です。本書では版画、絵画、ドローイングなど多数の作品を収録。

見返しに林由紀子さん制作の蔵書表が貼り付けられています。

状態：難あり。表紙と見返しに傷み、汚れがあります。背に汚れ、多数のヤケによるシミがあります。天小口にヤケ、点状のシミが多数あります。前後の見返しに点状のシミがあります。見返しから32ページにかけて、ノドが割れています。序盤ページの上部が波打っています。後ろの見返しと遊び紙の小口に5mm四方の欠損があります。